●高松宮記念2020【有力馬分析】グランアレグリア タワーオブロンドン ダノンスマッシュ アウィルアウェイ アイラブテーラー
高松宮記念2020【有力馬分析】
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■グランアレグリア
■タワーオブロンドン
■ダノンスマッシュ
■アウィルアウェイ
■アイラブテーラー
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昨年は3連単450万馬券という
大波乱だった高松宮記念。
今年はスプリント路線に
マイル路線からの実績馬も加わり
実に予想しがいのある
出走メンバーとなっています。
有力馬のポイントをまとめていきましょう。
グランアレグリア(4歳・牝)
父:ディープインパクト
母:タピッツフライ
母父:Tapit
桜花賞は早め先頭から
上がり33.3秒の末脚で完勝。
暮れの阪神カップは
2着に5馬身差の圧勝。
今年のマイル路線の
主役の1頭と思われた馬が
スプリントG1へ参戦となります。
過去のレースを見ると
道中やや行きたがるところがあり
1200mへの距離短縮はおそらく問題ないでしょう。
スピードがあり
追ってからの末脚も確実で
極端な外枠に入らなければ
勝ち負けになる地力は十分。
真ん中くらいの枠が理想です。
気性的に操るのが
やや難しいタイプであり
この馬を知り尽くしている
ルメール騎手が騎乗できないのは不安材料。
また、外枠に入ると
抑えがきかず暴走気味に
早め先頭で最後にバテる。
控えたら4角大外をまわして届かず
というシーンがないともいえません。
阪神カップから直行というローテも
決してこのレースの王道ではないのも気になります。
タワーオブロンドン(5歳・牡)
父:Raven’s Pass
母:スノーパイン
母父:Dalakhani
スプリント路線に転じてからの成績は
「2-1-2-0」複勝率100%
昨年のスプリンターズSを制し
一気に主役の座にのぼりつめました。
前走のオーシャンSは
3着ですが 1頭だけ58kg
本番に向けての
仕上げ途上だったことをふまえれば
それほど気にする必要はないでしょう。
中京は初めてとはいえ
左回りに不安はなく
セントウルSでレコード勝ちがあるように
時計勝負にも対応可能。
モズスーパーフレアのつくる
ハイペースは大歓迎のはずです。
今回は 福永騎手に
乗り替わりになりますが
福永騎手
中京芝1200m 過去3年
(8-4-1-8)複勝率61.9%
と好成績。
不安材料があるとすれば
スプリンターにしては飛びが大きく
内枠すぎると走りが窮屈に
外枠過ぎると好位がとれない可能性があります。
ダノンスマッシュ(5歳・牡)
父:ロードカナロア
母:スピニングワイルドキャット
母父:ハードスパン
G1勝ちこそないものの
重賞勝ちは3つ。
現在のスプリント路線で
主役を張る1頭といえます。
前走のオーシャンSは
速い流れをラクに好位追走し
バツグンの手応えで抜け出して
着差以上の完勝。
時計は1.07.4。
時計勝負に
やや課題があると思われていたため
初のG1制覇に向けて視界は良好でしょう。
不安はいくつかあります。
まず、川田騎手から三浦騎手への乗り替わり
そして「0-1-0-3」と
左回りでは結果が出ていいないこと。
また、1分7秒前半の決着だった
昨年の高松宮記念
スプリンターズSで
1番人気を裏切っていること(4着、3着)。
モズスーパーフレアが飛ばして
速い時計での決着になると
また最後に切れ負けするシーンも想像できます。
アウィルアウェイ(4歳・牝)
父:ジャスタウェイ
母:ウィルパワー
母父:キングカメハメハ
新馬、ダリア賞の連勝で
クラシック候補になるものの
結果は残せませんでした。
要因は気性。
距離が延びるにつれて
折り合いが課題となっていたため
陣営はスプリント路線を選択します。
1200mの成績は「3-0-1-2」
初重賞制覇の前走シルクロードSは
後方できっちり折り合い
直線で力強く弾け
距離適性の高さを再認識させてくれました。
父も、半兄インディチャンプも
4歳になってからG1を勝ったように
これからが成長期ともいえます。
現状は折り合い重視で後方待機
どうしても展開の助けが必要になります。
また、時計勝負になった時の裏付けも
今のところありません。
ここ数年の高松宮記念は
先行有利に加えて
6枠から外が苦戦傾向なので、
外枠に入ったら不安がさらに大きくなりそうです。
アイラブテーラー(4歳・牝)
父:トーセンラー
母:タイショウレジーナ
母父:ダンスインザダーク
京都のマイル戦で新馬勝ちした後
1400m、1200mと距離を短縮し
年明けの淀短距離Sで重賞初制覇。
中団追走から
危なげなく抜け出す競馬で
着差以上の強さを感じさせるレースでした。
その前の京阪杯では
転倒馬のあおりで外に膨れながら
馬群を割って2着に入る勝負根性も見せています。
19日の栗東販路では1番時計を出すなど
勢いだけなら
一流スプリンターといい勝負ができても
不思議ではありません。
これまでのレースは
阪神、京都のみで、左回りは初めて
また、重賞を勝っているとはいえ
スプリントの3戦はいずも1分9秒台の決着。
1分7秒台のレースに対応できるかは
未知数です。
一発の魅力は秘めるものの
取捨に迷う1頭かもしれません。
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さて この中から
現在の本命候補は こちらです
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