●大阪杯2020【有力馬分析】 ダノンキングリー ブラストワンピース ラッキーライラック クロノジェネシス ワグネリアン
大阪杯2020【有力馬分析】
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■ダノンキングリー
■ブラストワンピース
■ラッキーライラック
■クロノジェネシス
■ワグネリアン
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2017年からG1に格上げされた大阪杯
展開が紛れやすい阪神内回りでもあり
G2時代から波乱の起きやすいレースでしたが
昨年は9番人気のアルアインが勝利。
アーモンドアイ
サートゥルナーリアという
横綱級が不在の今回はどうなのか。
有力馬のポイントを
チェックしていきましょう。
ダノンキングリー(4歳・牡)
父:ディープインパクト
母:マイグッドネス
母父Storm Cat
G1勝ちこそないものの
皐月賞3着、ダービー2着
3歳にして毎日王冠1着という実績は
現4歳ではトップクラス。
年明け初戦の中山記念は
好位追走から早め先頭
そのまま押し切る横綱競馬でした。
デビューからの8戦で
馬券圏外となったのは1回のみ。
折り合いに不安がなく
自在に立ち回る器用さがあり
最後の末脚も堅実。
距離は1800~2000mが良さそう。
予想の軸にするには
最も適した馬といえそうです。
この馬が最も強い競馬をしたのは
2歳時の共同通信杯と昨秋の毎日王冠
東京1800mがベストの舞台でしょう。
不安材料は
阪神への適性と関西遠征
関西での出走経験が少なく
唯一馬券圏外になったのも
京都のマイルチャンピオンシップ
阪神への適性と関西遠征
この2つが 不安材料になります
ブラストワンピース(5歳・牡)
父:ハービンジャー
母:ツルマルワンピース
母父キングカメハメハ
3歳時に有馬記念を勝ち
昨年のこのレースでは
1番人気に支持されながら6着に敗退。
年明け初戦のAJCCを快勝し
リベンジの一戦となります。
ツボに はまった時の強さは
現役馬の中でもトップクラス
外からまくり気味に上がっていく走りは
迫力満点で、やや時計がかかる年末の開催や
年明けの中山、また札幌などが向くようです。
過去の成績は
見事に1着か4着以下。
三振かホームランかという
極端なレースをするタイプで
今回の条件への適性があるかどうかを
見極める必要があります。
一瞬の切れで勝負するタイプではなく
パワフルかつ持続力ある末脚が武器。
良馬場で、最後は
瞬発力勝負になる展開だと
苦戦する可能性が
高くなるかもしれません。
ラッキーライラック(5歳・牝)
父:オルフェーヴル
母:ライラックスアンドレース
母父:Flower Alley
3歳時はアーモンドアイという
高い壁に跳ね返され続けましたが
昨秋のエリザベス女王杯で
2つめのG1勝ち。
その後、香港ヴァーズ、
中山記念と牡馬に交じって2着に好走し
自力強化がうかがえます。
オークス、秋華賞を除けば
負けても0.3秒差内。
阪神ジュベナイルフィリーズ
チューリップ賞、桜花賞の内容から
阪神にも不安はありません。
先行できる器用さもあるので
内回りにも対応可能。
牡馬相手のG1でも好走確率は高そうです。
東京、中山、阪神、京都の重賞で好走歴があり
距離は1600mから2400mまで。
コース、距離の対応幅が広い優等生タイプですが
逆にいえば
「絶対の勝ちパターンがない」とも言えます。
今回も大崩れはないでしょうが
単勝は なかなか買いづらいかもしれません。
クロノジェネシス(4歳・牝)
父:バゴ
母:クロノロジスト
母父:クロフネ
エリザベス女王杯の内容から
前走京都記念は
やや距離が長いとも思えましたが
3番手追走からあっさり抜け出し
2馬身以上の差をつける圧勝でした。
1年で体重が約30キロ増えており
今が充実期といえます。
この馬の武器は末脚の切れ。
先行する人気馬の後ろにつけ
直線での瞬発力勝負になれば
まとめて差し切るシーンもありそう。
切れ味バツグンの末脚を持ちながら
重馬場を得意としているのも
要チェックです。
前走は確かに鮮やかでしたが
カレンブーケドールを含め
他の馬が重馬場に苦労しており
巧拙の差がはっきり出たレースでもありました。
今回は阪神の内回り
前傾ラップで息が入りづらい展開となった時も
自慢の末脚を発揮できるかは未知数です。
ワグネリアン(5歳・牡)
父:ディープインパクト
母:ミスアンコール
母父:キングカメハメハ
一昨年のダービー馬。
昨年はG1で3着、5着、3着と
好走はするもののひと押しが足りず
大きなインパクトは残せませんでした。
ジャパンカップ以来というローテーションですが
昨年のこのレースは
約6か月の休み明けで3着。
鉄砲がきくタイプであり
さほど割引は必要ないでしょう。
昨年は流れが落ち着いたこともあって
3着まででしたが、
今年はダノンキングリーをはじめ
先行したい馬が多く、
この馬向きの流れになれば一発あるかも。
G1馬にしては
馬格に欠けるタイプで
もう少し馬体に成長がほしいところ。
また、東スポ杯、ダービーを勝ち
昨年の天皇賞秋でも
差のない競馬をしているところから
ベストは時計の出る軽い芝
かつ広々とした東京で
阪神内回りでは
割引が必要かもしれません。
さて この中から
現在の本命候補は こちらです
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