オークス2020【有力馬分析】デアリングタクト デゼル クラヴァシュドール ミヤマザクラ サンクテュエール

 

オークス 2020【有力馬分析】
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■デアリングタクト
■デゼル
■クラヴァシュドール
■ミヤマザクラ
■サンクテュエール

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桜花賞から距離が800m延び、スピードに加え
持久力も求められるオークス。

この時期の牝馬には過酷な条件で
大きな波乱となる年もあります。

無敗の桜花賞馬
デアリングタクトの2冠達成か

それとも一筋縄ではいかないのか。

有力馬のポイントを
チェックしておきましよう。

 

デアリングタクト(3歳・牝)
父:エピファネイア
母:デアリングバード
母父:キングカメハメハ

キャリア2戦で臨んだ桜花賞。

後方の馬に不利な不良馬場にもかかわらず
レースの上りを1.5秒上回る末脚は
圧巻のひと言でした。

過去10年、桜花賞を上り最速で制した馬は
オークスでの連対率が100%。

父エピファネイア、母父キングカメハメハ
という血統から、東京の2400mが
不安になるとも思えません。

切れと持続力を兼ね備えた末脚を持っており
1957年のミスオンワード以来の
無敗2冠牝馬の誕生に注目が集まります。

不安は1番人気の重圧、でしょうか。

過去3戦はいずれ1番人気ではなく
自分の競馬に徹することができましたが
今回も同じ競馬ができるのか。

前をとらえようと仕掛けがやや早くなると
最後に足元をすくわれる可能性もあり得ます。

 

デゼル(3歳・牝)
父:ディープインパクト
母:アヴニールセルタン
母父:Le Havre

スイートピーSを快勝し
2戦2勝でオークス出走を決めました。

そのスイートピーS、スローだったとはいえ
上り32.5秒の切れは
さすが超良血馬という走りでした。

父はディープインパクト、
母は無敗でフランス牝馬2冠を制した名牝という血統で
東京の2400mという舞台は望むところでしょう。

ダービー週から
短期免許取得の予定を1週繰り上げ

前走から引き続きレーン騎手が
騎乗できそうなのも好材料です。

キャリア3戦目でのオークス挑戦は
昨年の覇者ラヴズオンリーユーと同じですが
昨年は桜花賞勝ち馬が不在でした。

また、過去2戦はスローからの瞬発力勝負で
ある程度タイトな流れになったときに
対応できるかなど、不安要素も多い馬です。

 

クラヴァシュドール(3歳・牝)
父:ハーツクライ
母:パスオブドリーム
母父:Giant’s Causeway

重賞では惜敗続きですが、勝ち馬はサリオス
レシステンシア、デアリングタクト…。

相手が悪かったといもいえ、
この世代ではトップクラスの実力を持った1頭です。

桜花賞では3角過ぎで
位置取りを下げる不利がありながら
直線でしぶとく差してきました。

道中掛かるところがなく、父ハーツクライから
2400mへの距離延長はプラスに働きそうです。

東京でも、サウジアラビアRCの
好時計2着があり、上りの速い競馬にも対応可能です。

確かに安定感は大きな武器ですが
それは「決め手に欠ける」ともいえます。

東京の長い直線で決め手勝負になると
分が悪いかもしれません。

また、2戦続けて馬体重を減らしており
前走からの上積みを期待できるのか、という不安も。

最終追い切りは要チェックです。

 

ミヤマザクラ(3歳・牝)
父:ディープインパクト
母:ミスパスカリ
母父:Mr.Greeley

桜花賞は明らかに距離不足
馬場も向かない中での5着なら
地力の高さを示したともいえます。

デビューからの3戦は1800m、2000mで
高いパフォーマンスを見せていました。

兄が菊花賞3着のポポカテペトル
2400m以上で3勝のボスジラという血統で
800mの距離延長は間違いなくプラスです。

また、クイーンCとオークスの相性はよく
桜花賞5着以内だった馬は複勝率100%(過去10年)。

良馬場なら楽しみな1頭です。

ただ、兄妹同様、G1でも善戦はするけど
一歩足りないタイプかもしれません。

先行できる器用さがあり、末脚も堅実ですが
突き抜けるだけの力があるかというと、そこは疑問。

デアリングタクトを負かすには
展開の助けが必要でしょう。

 

サンクテュエール(3歳・牝)
父:ディープインパクト
母:ヒルダズバッション
母父:Canadian Frontier

ジェンティルドンナ、アーモンドアイと同じく
シンザン記念を勝ち
桜花賞はレシステンシア、デアリングタクトに次ぐ
3番人気に支持されました。

結果は見せ場なく6着。

敗因ははっきりしませんが、デビューからの3戦は
新潟、東京、京都と軽い馬場のコースしか経験がなく
不良馬場と急坂の阪神が合わなかったのかも。

実績のある東京コースに変わるのは歓迎でしょうし
賞金的に桜花賞から直行でき、
立て直す時間もあったはずです。

馬体がやや華奢で、力強さというより、
ストライドを伸ばした軽い走りをする馬。

良馬場、距離ロスのない位置取り、そこそこ流れ、
前々で持続力ある末脚を生かせる展開など、
いろんな要素が揃わなければ、
上位に食い込むのは厳しいかもしれません。

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さて この中から
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