日本ダービー 2020【有力馬分析】
――――――――――
■コントレイル
■サリオス
■サトノフラッグ
■ワーケア
■ヴェルトライゼンデ
――――――――――

昨年は12番人気のロジャーバローズが
早め先頭から押し切り
あっと驚くレコード勝ちだった日本ダービー。

この週からCコースへ変わるため
内側数頭分が圧倒的に有利な傾向があり
今年も枠順次第では波乱があるかもしれません。

有力馬のポイントを押さえておきましょう。

コントレイル(3歳・牡)
父:ディープインパクト
母:ロードクロサイト
母父:Undridled’s Song

福永騎手が「想定と違った」と語ったように
後方からの競馬となった皐月賞。

それでも、3角過ぎから馬なりで動き
4角でまくって直線さらにひと伸びという
圧巻の勝ちっぷりでした。

4戦4勝、すべて上り最速
東京コースの経験もあるとなれば
無敗の2冠馬誕生の可能性は高そうです。

1週前追い切りでは
栗東CWで6F79.9-12.3秒と
軽快な動きを見せていました。

ディープインパクト産駒の
最高傑作(牡馬)となる器かもしれません。

戦績から特に不安は見あたりませんが
唯一気になるのは、それまでのように
皐月賞で先行できなかったこと。

今回、大外枠に入り、皐月賞のように
後方からの競馬で大外をまわした場合
サリオスなど先に抜け出した馬を
とらえ切れない可能性も生まれてきます。

サリオス(3歳・牡)
父:ハーツクライ
母:サロミナ
母父:Lomitas

マイルまでの経験しかなかったため
距離不安も指摘された皐月賞ですが
すんなり先行しての2着。

コントレイルには敗れたものの
3着以下は3馬身以上離しており
世代トップクラスの力を再認識させました。

前走は、直線で馬場の悪いところを
走らされたことも影響していたでしょう。

東京は2戦2勝、サウジアラビアRCを圧勝し
スピードを生かすには最適の舞台。

昨年のロジャーバローズのようなレースが理想です。

皐月賞を見る限り距離不安はなさそうですが
大型馬でややエンジンのかかりが遅いため
瞬発力勝負だと分が悪いかもしれません。

先行するのに脚を使わされる外枠
スピードがそがれる重馬場になった場合も
少し不安が残ります。

サトノフラッグ(3歳・牡)
父:ディープインパクト
母:バラダセール
母父:Not For Sale

弥生賞を完勝して臨んだ皐月賞は
コントレイル、サリオスと並んで
3強と呼ばれましたが
あまりいいところなく5着。

4角ではコントレイルを見ながら上がるものの
直線では伸びませんでした。

敗因はよくわかりませんが、弥生賞
未勝利戦(東京2000m)の内容から
東京の2400mがマイナスになるとは思えません。

1週前追い切りは
美浦南Wで5F68.7～12.4秒。

良馬場なら巻き返しても不思議ではありません。

コントレイルを見ながらの皐月賞は
大きな不利があったわけではなく
結果的には完敗といえる内容でした。

上位2頭との差が
この短期間で埋まるのかは疑問です。

瞬発力より
末脚の持続力で勝負するタイプなので
流れに乗りにくい外枠は割引でしょう。

ワーケア(3歳・牡)
父:ハーツクライ
母:チェリーコレクト
母父:Oratorio

新馬、アイビーSをどちらも1番人気
33秒台前半の末脚で差し切り
クラシック候補に名乗りをあげました。

その後、ホープフルS、弥生賞は3着、2着。

陣営はコース適性を踏まえ
ダービーへの
直行ローテーションを選択しました。

東京の2戦は、コントレイル、サリオスと
比べても遜色ないパフォーマンスであり
期待されるのも当然でしょう。

ルメール騎手がこの馬を選んだというのも
推せるポイントです。

戦績から、中山よりも東京への適性が
高いのは間違いありませんが
弥生賞から直行ローテには疑問が残ります。

青葉賞を使いたかった、というのが
陣営のホンネではないでしょうか。

最終追い切りの様子は
よくチェックするべきです。

ヴェルトライゼンデ(3歳・牡)
父:ドリームジャーニー
母:マンデラ
母父:Acatenango

ホープフルS、スプリングSは連続2着で
皐月賞は3強に次ぐ4番人気に支持されるものの
直線で思ったほど伸びずに8着。

馬場の悪い内を通ったことも影響していたようです。

兄にワールドエース
ワールドプレミアがいる血統で
2400mへの距離延長は問題なさそう。

1週前追い切りは
栗東CWで6F79.8-12.1秒と
実戦並みの時計を出し
仕上がりは順調そうです。

内枠から先行できれば、
昨年のロジャーバローズの再現があるかもしれません。

先行する器用さはありますが
決して切れる末脚を使えるタイプではなく
好走するには
枠と展開の助けが必要でしょう。

ただ、脚質的にはサリオスと似たところがあり
皐月賞のパフォーマンスから
ここで逆転を期待するのは
酷のようにも思えます。

———————–

さて この中から
現在の「本命候補」と「絶対 狙いたい馬」は こちらです
⇒　無料LINE競馬で公開中

友だちに追加して頂いて
ホーム投稿から
すぐに ご覧になれます🎁
（無料です）😄