函館スプリントS 2020【有力馬分析】 ■ダイアトニック ■ライトオンキュー ■フィアーノロマーノ ■エイティーンガール ■シヴァージ
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函館SS2020【有力馬分析】
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■ダイアトニック
■ライトオンキュー
■フィアーノロマーノ
■エイティーンガール
■シヴァージ
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夏の北海道開催で最初の重賞となる
函館スプリントS
春の重賞路線からの馬に
夏競馬に照準を合わせていた馬も加わり
また日本一短い直線(262m)という舞台のため
波乱がおこることも多いレースです。
今年の登録馬も多彩な顔ぶれとなっていますが
有力馬のポイントをチェックしていきましょう。
ダイアトニック(5歳・牡)
父:ロードカナロア
母:トゥハーモニー
母父:サンデーサイレンス
デビューからマイル中心に使われてきましたが
1400mで5勝をあげているように
父ゆずりのスピードを武器とするタイプです。
高松宮記念は初のスプリント戦でしたが
直線で大きな不利を受けながらも
3着(4着から繰り上がり)
不利がなければ勝ち負けしていたと
思わせるほどの脚色でした。
スプリント戦への適性の高さは十分です。
前走、前々走は力のいる馬場で好走しており
初めての洋芝も問題ないのではないでしょうか。
確かに前走は大健闘でしたが、重馬場で
時計がかかったことも幸いしたはずです。
また、ここ2戦続けて直線でアクシデントに
巻き込まれており(阪急杯は3着に降着)
運のなさも気になります。
小回りのスプリント戦の流れに対応できるか
さらに斤量58キロも不安点でしょう。
ライトオンキュー(5歳・牡)
父:Shamardal
母:グレイトタイミング
母父:Raven’s Pass
昨秋の京阪杯は、中団で脚をためて
鮮やかに差し切り、初重賞制覇を飾りました。
昨年のこのレースでは
枠順確定後の除外となりましたが、その後
札幌のUHB賞、キーランドCで好走しており
洋芝適性は高そうです。
戦績から、1分7秒台の決着のような
スピード競馬では分が悪いタイプですが
洋芝で1分8秒台なら
堅実な走りを見せるでしょう。
中止となったドバイ遠征帰りなので
最終追い切りは要チェックです。
新型コロナウイルスの影響で
ドバイ遠征が空振りに終わってしまったため
昨年の11月以来の実践となり
仕上がり具合が気になります。
また、馬体重の変動が激しいタイプですが
時期的にあまり増えているようだと
末脚が鈍るかもしれません。
フィアーノロマーノ(6歳・牡)
父:Fastnet Rock
母:Heart Ashley
母父:Lion Heart
ダービー卿CTを勝ち、阪神カップ
阪急杯で2着という実績は
今回のメンバーでは上位といえます。
特に阪急杯では大きな不利を受けましたが
最後に差し返す勝負根性も見せていました。
馬体重 約550キロの大型馬にもかかわらず
道中は器用に立ち回ることもできるため
ここでも大崩れはないでしょう。
距離短縮のここで結果を出せば
今後は短距離路線で主役を張れる
一頭になるかもしれません。
ただ、1600mを中心に使われてきたため
1200mも洋芝も初めてになります。
また、前走のマイラーズCは
入場後に右前肢ハ行で除外となり
仕切り直しの一戦。
状態面がどうなのか、開幕翌週の外枠に入ったらと
実は不安も多い馬といえます。
エイティーンガール(4歳・牝)
父:ヨハネスブルク
母:センターグランタス
母父:アグネスタキオン
前々走のシルクロードSは、6番人気ながら
モズスーパーフレアに先着して
2着に好走するなど
スプリント戦では安定した走りを見せています。
コースが変わっても、騎手が変わっても
パフォーマンスに変動がないタイプで
初の函館も大きな割引材料にはならないでしょう。
前走は1番人気で3着ですが
上り32.4秒の末脚を使っており
負けて強しという内容でした。
ここでも軽視はできない1頭といえます。
以前は1200m戦でも先行できていましたが
ここ3走は後方からの競馬になっています。
馬が少しズブくなっているとすると
開幕2週目、前が圧倒的な有利な函館で
勝ち切るところまではどうでしょうか。
外枠に入ると
厳しい戦いになるかもしれません。
シヴァ―ジ(5歳・牡)
父:First Samurai
母:Indian Bay
母父:Indian Charie
前走の高松宮記念は12番人気でしたが
0.3差の5着に大健闘。
上り33.1秒は、安田記念を快勝した
グランアレグリアと同タイムでした。
以前はダートが主戦場でしたが
近走は3走続けて芝1200m戦に出走しており
いずれも上がり最速で好走しているところから、
スプリント適性は間違いなく高いといえます。
ダートで安定した走りを見せているところから
力のいる洋芝はプラスではないでしょうか。
ここ3走は鮮やかな末脚を見せているものの
後方待機から差しの一手が現状であり
どうしても展開頼みの競馬になってしまいます。
毎年、開幕直後の函館は内枠、先行有利が顕著なため
短い直線で差して届かずというシーンも
大いにあり得るでしょう。
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